企業様へ

医療とは、病気の治療行為だけを指すものではありません。
子どもの健やかな成長を支え、見守ることも、医療が担う大切な役割であると私は考えています。

特に東洋医学においては、病気になる前の「未病」の段階から治療を開始します。検査で大きな異常が出ない段階の「なんとなくの不調」の段階でも、体を整えることができます。

また、薬を処方することだけが医師の役目ではありません。処方と合わせ、睡眠や食事、排泄の養生指導を合わせて行ってこそ、治療の効果は最大化されます。生活習慣を整えることで、生活の質を向上させることもできるでしょう。

そして、東洋医学において最も重要な考え方のひとつに、「心身一如(しんしんいちにょ)」というものがあります。これは心と体をひとつのものとみなし、心の不調は体の不調をもたらし、反対に体の不調は心の不調をもたらすことを指します。

漢方薬の多くは心身どちらにも働きかける効能を持っており、特に心の育ちを大切にしたい育児において効果的です。子どもや、その家族が健やかに過ごすために、東洋医学や漢方の観点からお役に立てる部分は多くあります。

実際、これまで診療してきた親子は3万人以上。子どもに起こっている不調を解消するために、目の前の症状だけでなく子どもや家族が持つバックグラウンドにまで目を向けてきました。

その結果浮き彫りになったのは、親子関係や教育、経済など様々な社会的な問題。私は、子どもの健康を守るため、こうした問題を志のある企業様と共に解決していきたいと考えています。過去の講演会や講座では、「正しい知識を得ることによって自信がついた」「実践的でとてもわかりやすかった」とお喜びの声を頂きました。

次世代の子どもたちや、日本の未来のために。子どもたちが「心も体も健やかに育つ」ためのサポートを行っていきます。