
出版社様へ
漢方薬がもつ力を正しく理解している方は多くありません。
「漢方薬って本当に効くの?」
「飲んでみたけれど効果がなかった」
実際そのような声を聞くことが多々あります。漢方薬は幅広い不調や病気に効果を発揮するにもかかわらず、認知が十分に広まっていないのです。私は、こうした現実に大変もどかしい思いを抱いています。
そこで、まずは漢方薬やその礎となる東洋医学について、一人でも多くの方に正しく理解してもらうことが必要不可欠だと考えました。
「インターネット上で情報が氾濫する中、正しい情報を的確に届けるためにはどのような手法をとれば良いのだろう」私の結論は、書籍でした。
書籍は私にとって特別な存在です。人生において困った時に寄り添い、時に勇気と希望を与えてくれるもの。そして書籍に記されている情報や言葉の数々は、医者人生の道しるべにもなりました。
長い歴史の中で東洋医学が脈々と受け継がれてきたのも、書籍があったからこそ。
先人が書き記した多数の書籍が、現在や未来の医療の礎となっています。
そして私自身もその一助になれたらと願ってやみません。
この思いに賛同し、協力していただける出版社の方からのご連絡をお待ちしております。